IELTSライティング|タスク2のイントロを短時間で上手に書く方法とは?

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IELTSライティングタスク2で、意外と軽く見られがちなイントロの段落。でもこれ、実はめちゃくちゃ重要なんです!そうは言っても、イントロに時間をかける必要はありません。

この記事では、試験官を「おっ」と思わせるイントロの書き方・コツ・テンプレなどをご紹介します!

文中では、文法や単語のスペルに間違いのないよう細心の注意を払っています。が、もし自制や冠詞の間違い・スペルミス等発見されましたら、ご連絡いただけると幸いです。

ライティングタスク2におけるイントロとは

イントロとは、イントロダクション、導入文のこと。

IELTSでなくても小論文や作文、エッセイでは、いきなり本筋を書く前に「導入文」を書きますよね。いわば、起承転結の「起」を担います。

IELTSライティングタスク2では、必ずイントロを書きます。

  • 30語くらい
  • 1パラグラフ
  • これから何について書くのかを紹介する

タスク2の文字数は250語とされているので、全体の10%くらい、25〜30語が理想的です。

タスク2のイントロに時間をかけてはいけません!

IELTSのライティングテストに慣れていない人が陥りがちなパターンが次の通り。

始まりが大事だからちゃんと書かないと…。

(15分経過)

は!15分もイントロに費やしてしまった!

これは、NGです。

タスク2で最も時間を費やしたいのは、本文。イントロに15分もかけていたら、本文を書くのに十分な時間がとれず、制限時間内にエッセイを完成できない可能性も出てきます。

sui
sui

個人的には、イントロは5分以内に書けるのがベストだと思います。

本文をしっかり仕上げたい人は、イントロを素早く書き上げる必要があります。

 

ただ、ここで注意してほしいのが、「素早く書き上げる=手を抜く」ではないということです!

どんなに本文が上手に書けていても、イントロが手抜きだとその分減点されてしまいます。「イントロも、本文も、結論も、すべてのパートで気を抜かない」ことがIELTSの原則です。

マサル
マサル

要は全部しっかり練習してね!ってこと。

「タスク2のイントロ=問題文を書き換えること」

では、タスク2のイントロを、「時間をかけず、高クオリティに書き上げる」には何をすればいいのでしょうか?

答えは簡単!問題文をそれらしく書き換えてしまえばいいんです。

次の2文は、最初がIELTSの問題文、2つ目がそれをイントロように書き換えたもの。文の構成・使っている単語は異なりますが、どちらも同じことを言っているのがわかるでしょうか?

Many old buildings are protected by law because they are part of a nation’s history. However, some people think old buildings should be knocked down to make way new ones because people need houses and offices.
Discuss.
多くの古い建物は法律で守られているが、これはそれらが国家の歴史の一部だからである。しかし、家や会社が必要なのでこれらの建物を取り壊して新しいものを作るべきだと考える人もいる。
これについて議論せよ。
In this contemporary setting, preservation of ancient historical buildings are given a paramount importance. Some are of the opinion that ancient buildings should be demolished and history should not hinder the development of the country while other differ in the opinion.
Considering this situation, it is crucial to explore this from two perspectives.

現代社会において、古く歴史的な建物の保存は非常に重要である。歴史は国の発展を阻むべきではないのでこれらの建物は壊されるべきだという人もいるが、異なる考えの人もいる。
この状況を踏まえて、これ(古い建物の保存について)を2つの観点から探るのは非常に重要である。

書き方に違いはあれど、大筋はどちらも「古い建物は保存されるべきだという人もいるけど、壊すべきだという人もいる。その2つの意見についてDiscussする」という意味です。

このように、問題文を書き換えるだけで、イントロは完成してしまうんです!簡単ですね。

マサル
マサル

簡単ではないでしょ…。

確かに、初見でできるものではありません。でも次から紹介するコツをつかんで、何度も練習すれば簡単に書けるようになるはず。

sui
sui

しっかりとコツをつかんで勉強してくださいね。

タスク2のイントロをそれらしく書くコツ①問題の意図をつかむ

これはコツというよりも、絶対にしなければいけないこと。

「正しく問題の意図をつかむ」ことです。

問題文をパッと読んで、「Discussするのか(自分の意見は言わなくていい)」「意見を述べよなのか(賛成・反対言わなきゃいけない)」「Cause&Effectなのか」を把握してください。

sui
sui

イントロでここを間違って書くと最初から大幅減点となるので、注意してね!

▽問題形式の違いについてはこちらの記事をご覧ください。

IELTSライティング|タスク2の問題形式は3つ!答え方・段落構成を解説
ライティングタスク2は苦手と感じている人が多いパート。まずは「問題形式を覚えて、正しい解答法を身につけること」から始めましょう。この記事では、それぞれの問題形式と解答法について詳しくご紹介します!

タスク2のイントロをそれらしく書くコツ②テンプレを使う

テンプレというより定型文や表現をいくつか覚えておいて、最も自然に当てはまるもので文を構成していきましょう。

①最初の1文をスタートさせるのに便利な定型文・表現

最初、どうやってスタートしよう…とペンが進まないかもしれませんが、次の定型文2つを覚えましょう。

In this contemporary/modern setting/society, ~
現代社会において、
With the development of ~,
〜の発達とともに、
※トピックに応じて〜は異なります。IT系だったらtechnology、社会・教育系だったらsocietyなんかを入れると◎

②エッセイの主題を明確に示す定型文・表現

①の続きにくるような文章です。ここではエッセイの主題を明らかにするのが目的。

the world is/ many countries are witnessing a controversy on ~
世界・多くの国々は〜についての論争を目の当たりにしてきた。
~ are given a paramount importance
〜は最も重要である。
~ is becoming a controversial issue/concern
〜は議論の余地ある問題になりつつある。
どの文でも、〜の部分がこのエッセイの「主題・テーマ」になります。

例えば、動物実験(animal experiments)についてなら、

  • the world is witnessing a controversy on the use of living animals for experiments
  • the use of living animals for experiments is becoming a controversial issue

などのように書けますね。

③「こういう意見の人もいれば、ああいう意見の人もいる」の定型文・表現

②で明らかにした主題に対して、「世の中では2つの意見があるよ!」と言いたい時に使えます。

主にDiscuss型・Opinion型で使えますね。

some are of the opinion that ~ while others differ in opinion
〜という意見の人もいるが、異なる意見の人もいる
some claim that ~ while others differ in opinion
〜と言う人もいるが、異なる意見の人もいる

個人的に、「while other differ in opinion」というフレーズはとても使えると思います。

例えば、「動物保護の観点から動物実験の禁止に賛成だという人もいれば、薬や化粧品の開発に必要だから動物実験の禁止に反対だという人もいる」ということを書きたいとき。

普通であれば、

Some people believe that animal experiments should be banned to preserve animals while other people claim that animal experiments are essential to ensure the safety of medicine and cosmetics.

となりますが、ちょっと長いですよね。

最初にお話しした通り、イントロは素早く書くことが大事。

そのため、

Some people believe that animal experiments should be banned to preserve animals while others differ in opinion.

としてしまえば、「動物実験の禁止に反対の人と、逆に賛成の人がいる」というのを簡潔にまとめられます。

イントロでよく使う表現なので、積極的に覚えて使ってください!

sui
sui

というか、わたしは馬鹿の一つ覚えみたいにこれしか使っていなかった…。

③このエッセイで何を話すのか言う定型文・表現

いわゆるイントロの締めの文ですね。このエッセイで何を話すのかを明らかにして、本文にうつる足がかりを作ります。文の始まりはこれ!

Considering this issue/situation, it is crucial to explore ~.
この状況を考慮し、〜を探ることは重要である

to以下は、問題タイプによって異なります。Discuss型・Opinion型の場合は次の通り。

explore this from two perspectives
2つの観点からこれ(エッセイの主題)について探る
explore pros and cons of this
これ(主題)の長所と短所について探る

ここでいうthisとは、②で述べた「主題」のことですね。前にあげた例を使うならば、

explores pros and cons of animal experiments のようになります。

ちなみに、わたしはopinion型でもイントロで自分の意見は明確にしませんでした。理由は簡単で、どうせ結論部分で自分の意見を言うから。

sui
sui

元IELTS試験官だった先生が「書かなくていいよ〜」と言っていました。

イントロで自分の意見を書かなくても減点になることはないよ、と教えてくれたので、書かなくても特に問題はないと思います。

Cause&effect型ならこれ。

explore the primary culprits of this and reasonable measures to mitigate this legitimate concern
根本的な原因ともっともな懸念を減らすための合理的な解決法を探る

explore以下を、「原因と解決方法」を示す語句に変えます。

タスク2のイントロをそれらしく書くコツ③言い換えまくる

テンプレで構成を整えたら、あとはトピックに関する単語を入れて文を完成させましょう。

ただ、トピックに関する単語は問題文から丸写しではNGです。採点基準の1つである「Lexical Resource(語彙力)」がないということで、減点される可能性もあります。

そのため、できうる限り同義語(Synonym)や似た表現に変えて書きます。

上でもご紹介した、「動物実験」の問題を見てみましょう。

問題文
Scientists are carrying out ①experiments on live animals for the purpose of research ②nowadays. Some believe that it is not only cruel but also unnecessary. ③Others think it is in the interest of mankind as a whole. Discuss.
①〜③は次のように言い換えられます。
①use of live animals in scientific research
②In this contemporary setting
③Some claim that it has an indispensable role

よって、次のように言い換えられます。

In this contemporary setting, use of live animals in scientific research is becoming increasingly common. Some claim that it has an indispensable role while others differ in opinion. Considering this, it is crucial to explore this from two perspectives.
(39語)
IELTS ライティング タスク2 テンプレ
これはもうひたすら表現を覚える!同義語や使い回しを覚えて慣れる!しかないので、たくさん書きましょう。

1人で勉強するのには限界があるので、IELTS用のテキストや添削サービスで練習するのがおすすめです。

タスク2のイントロを練習してみましょう

なんとなくわかっていただけたでしょうか?

ただ、頭でわかっていても、自分の手でかけなければ意味がありません。

マサル
マサル

ということで実践!

いくつか問題を出すので、上でご紹介したテンプレを使って、イントロを書いてみましょう!

イントロ例題①

\次の問題のイントロを書いてみよう/

Education should be free for everyone and it should be paid and managed by the government. To what extent do you agree or disagree?
↓ ↓ ↓
 
書き始める前に考えることは…
  1. これはTo what extentのOpinion問題→締めはto explore pros and cons of this issue
  2. トピックはeducation →最初の文は、education is given paramount importance
  3. 何を言い換えられる?→ education should be free=the government should pay all the tuition fee for students 

それでは、解答例です!

In this contemporary setting, education is given paramount importance and some are of the opinion that the government should pay all the tuition fee for students while others differ in opinion. Considering this situation, it is crucial to explore pros and cons of this. (44words)

イントロ例題②

\次の問題のイントロを書いてみよう/

Many are of the opinion that the internet is inundating children with a lot of dangerous information. There is however, no doubt that the internet presents great advance in communication and dissemination of information. Discuss the effects of the internet on children.
↓ ↓ ↓
 
書き始める前に考えることは…
  1. これはDiscuss問題→締めはto explore this from two perspectives
  2. トピックはinternet → internetが発達したのはcomputer technologyの発達に伴って→最初の文は、With the development of computer technologyで始められる
  3. 何を言い換えられる?→ 2番目の文:no doubt 以下=it is a great tool for communication and information

それでは、解答例です!

With the development of computer technology, the internet is widely used by children. Some are of the opinion that it is a great tool for communication and information while other think it has adverse affects on children. Considering this, it is crucial to explore this from two perspectives. (48words)
 
いかがでしたか?定型文や表現を暗記して、それを使いながらさくっとイントロが書けるように練習してみてくださいね!

▽本文・結論の書き方については、こちらをご覧ください。

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