IELTS・TOEIC・TOEFLの違いとは?特徴とスコア換算表も

IELTS/TOEIC/TOEFL 特徴 IELTS

IELTSを受ける前に知っておきたいのが、「自分はどのレベルにいるのか?」ということ。自分がどれくらいの位置にいるかで勉強法も変わってくるからです!

そうは言っても、受けたことのないIELTSのスコアレベルなんてわかりませんよね。また、TOEICなら受けたことがあるけど…という人も多いはず。そもそもTOEICとIELTSって何が違うんでしょうか?

そんな方のために、TOEIC・TOEFLとIELTSの違い、点数の換算などをご紹介します!

IELTS・TOEFL・TOEICの特徴と違いを比較!タイプ別おすすめのテストは?

まずは、IELTSTOEFLTOEICの特徴をご紹介します。どのテストも問題形式・目的が全然違うので、自分に合ったタイプのテストを選ぶのが重要。

IELTSの特徴

IELTSは日本では馴染みが薄いですが、実は世界で1番受験者の多い英語試験。イギリスのケンブリッジ大学が運営しているテストです。

  • リーディング(R)・リスニング(L)・ライティング(W)・スピーキング(S)の4セクション
  • RとLは選択・穴埋めなど。Wは英作文を書く。Sは面接形式。
  • 点数ではなくスコアバンドで採点され、1.0〜9.0のスコアが0.5刻みでつけられる
  • 各セクションにスコアバンドが与えられ、その合計(Overall)も記載される

「スコアバンド」というシステムがちょっとややこしいですが、ざっくりした点数みたいな感じで考えればいいと思います。

sui
sui

正答率◯%の人はスコア7、△%の人はスコア8みたいな感じです。

マサル
マサル

その都度の平均点などからスコアが決定されるので、一概に何点取ったからこのスコアというのはないんだって。

 

IELTSがおすすめなのはこんな人!

IELTSは留学・移住の英語力を証明する試験なので、その予定がない人はなかなか触れる機会がありません。

ただ、留学・移住者はもちろん、世界へ通用する英語力を身に付けたい人はIELTSを取得するべきだと思います。IELTSは、どの国でも認知度が高く、海外就職を考えている人は自分の英語力を証明できるからです。

マサル
マサル

いくらTOEICの点数が高くても、海外では「TOEIC?何それ?」と思われる可能性が高いです。

セクションが4つあるので、包括的に英語力を身につけるという意味でもIELTSは◎。さらに、リスニングではイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア英語を取り入れているのもいいですね!

【公式】IELTS(アイエルツ)日本公式サイト | 公益財団法人 日本英語検定協会
【公式】国内におけるIELTS共同運営パートナーの英検協会が運営するIELTS日本公式サイト。留学や移住に最適なIELTS試験の概要、学習ツール、サンプル問題など受験に役立つヒントをご覧いただけます。

TOEFLの特徴

TOEFLは主にアメリカやカナダの大学進学者が受験するテスト。iBTとIPTがありますが、IPTは学校など団体申し込みだけで個人受験は不可。一般的にTOEFLと言えばiBTのことを指します。

  • リーディング(R)・リスニング(L)・ライティング(W)・スピーキング(S)の4セクション
  • すべてコンピューターで解答する
  • 各セクション30点満点、計120点満点

コンピューターでの解答というのが、ちょっと大変そうですよね。慣れるのに時間がかかりそうです。

TOEFLがおすすめなのはこんな人!

TOEFLはアメリカ・カナダ系の大学に進学する人が受験するテストです。そのため、そちら方面に大学進学を考えている人はTOEFLの勉強を頑張ってください。

個人的にはIELTSのほうが世界的には認知度も高く、アピールもしやすいんじゃないかなと思います。実際、最近ではIELTSのスコアを英語力として認めるアメリカの大学も増えてきているので、将来的にはIELTSがメジャーになっていくのかも。

マサル
マサル

TOEFLはアメリカ英語を使用しているので、イギリス系の国ではメジャーになりにくいのかもね。

TOEFL: ホーム

TOEICの特徴

日本で1番メジャーな英語試験といえば、TOEIC。進学や就職で英語力を図るために使用されます。

  • リーディングとリスニングの2セクションに分かれている
  • すべての問題が4択形式
  • 5〜990点のスコアが5点刻みでつけられる(L・Rそれぞれ495点満点の合計点数)

TOEICがおすすめなのはこんな人!

日本で最も認知度が高い英語テストなので、日本国内で英語力を証明したい人はやっぱりTOEICで高得点を取るべきです。

でも、個人的にはTOEICでいくら高い点数を取っても、世界で通用する・本当に使える英語力は身につかないと思います。

設問全部が4択形式ということは、わからなくても適当に書けば当たる可能性が高いということ。しかも、リーディングとリスニングしかない。海外で働くには、学校に通うには、そして住むには、絶対にライティングとスピーキングも必要だと思います。

マサル
マサル

「グローバル化」とか「国際人を増やす」とかよく聞くけど、だったら国全体でもっと異なるテストを浸透させなきゃね…。

IELTS・TOEFL・TOEICの換算表

IELTS・TOEFL・TOEICの換算表に公式なものは存在しません。ただ、いろいろな大学や教育機関で目安となる換算表があるので、参考程度にご紹介しますね。

ロサンゼルス留学センターから抜粋させていただいた、換算表。

IELTSTOEFL iBTTOEIC英検
120
9119
8.5116~118
8101~115
7.591~100950~9901級
783~90900~950
6.576~82820~900準1級
669~75740~820
5.561~68620~740
552~60550~620
4.545~51500~5502級
433~44450~490
3.529~32300~440準2級
320~28291~299
2.512~19270~2903級

ロサンゼルス留学センター『IELTS/ケンブリッジ/TOEFL/TOEIC/英検スコア換算表、一部抜粋

こちらはニュージーランド留学センターの換算表。

IELTSTOEFL iBTTOEIC英検
9120
8.5119
8117-118
7.5109-116970-990
7100-108870-9701級
6.590-99820-870
680-89740-820準1級
5.569-79600-740
561-68550-6002級
4.552-60500-550
445-51450-490準2級
3.533-44300-440
329-32291-2993級
2.520-28270-290
212-19260-2694級
1.5100-2595級

ニュージーランド留学センター『IELTS/TOEFL/TOEIC/英検スコア換算表』、一部抜粋

The European Consortium for Accreditation in higher education (ECA)というヨーロッパの教育団体が出している換算表はこちら。

IELTSTOEFL IBTTOEIC
0 – 1.00 – 80 – 250
1.0 – 1.59−18
2.0 – 2.519 – 29255 – 400
3.0 – 3.530 – 40
441 – 52405 – 600
4.5 – 5.053 – 64
5.5 – 6.065 – 78605 – 780
6.5 – 7.079 – 95
7.5 – 9.096 – 120785 – 990

eca『English language test equivalency table』、一部抜粋

  • それぞれ違いもあるので、あくまでも「目安」としてご覧ください。

公式な換算表がないので、換算法で結構ばらつきがあるみたいですね。ただ、問題形式や解答形式が異なったり、スピーキング・ライティングの有無だったりと、テストそのものが全く違うので、換算するのは少し難しいかも。

sui
sui

ちなみにわたしの経験では、TOEICの模擬試験(公式問題を本当のテストのスケジュール通りにおこなう)で920点(L:495点・R:425点)と同時期に受けたIELTSがL:8.0・R:6.5でした。

この経験から言って、個人的には「IELTS7.5〜8.0がTOEIC満点くらいかなあ」と思っています。

マサル
マサル

でもそれじゃあライティングとスピーキングがどうかわからないけどね。

た、確かに…(汗)。あくまでもリーディングとリスニングの換算ということで参考にしてください。

IELTSのレベルを知りたいなら公式問題集・IELTS講師がベスト!

以上、IELTS・TOEFL・TOEICの比較・スコア換算でした。IELTSを受ける方は自分がどのくらいのレベルにいるのかというのが気になるはず。TOEICで換算するのもいいですが、次のようなツールで自分のレベルをチェックしてみるのもおすすめです。

  • IELTS公式問題集でどれくらいスコアがとれるか問題を解いてみる(リーディング・リスニング)
  • 英会話教室・オンラインなどでプロのIELTS講師(チューター)にレベルを見てもらう(ライティング・スピーキング)

自分のレベルを知ること・自分がどれくらいの点数をとらなきゃいけないのか知ることは超超超大切なので、まずは上の方法を試してみましょう!

IELTSの基本情報について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!

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また、大学進学・移住に必要なスコアを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!

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